オペレーションセンターはCCTVシステム全体にわたって重要な役割を果たします。警備員は、ライブビューや再生をチェックし、モニターやテレビからビデオによるパトロールができます。さらに、VMSによって、ビデオインテリジェント分析、アラーム管理、およびサードパーティシステムが統合できます。

データセンターとストレージ

NGNアーキテクチャ

メディアストリーミングとメディア信号は別々に処理されます。ビデオ管理サーバーはメディア信号のみを処理します。サーバーに障害が発生してもビデオストレージとライブビューは影響を受けません。

従来のアーキテクチャでは、録画サーバーが動作を停止するとビデオ録画が消失していました。iSCSI標準ストレージプロトコルに基づいてネットワークカメラがIP SANに直接ストリームを送信するUNVのNGNアーキテクチャにより、この問題を克服することができました。NGNアーキテクチャにはメディアサーバーとレコーディングサーバーが不要なため、投資金額が大幅に節約できます。

VMS 1 + 1ホットスペア

UNV VMSは1 + 1ホットスペア機能をサポートします。マスターVMSが故障すると、スタンバイVMSによってただちにその作動が引き継がれます。障害から復旧すると、全てのアプリケーションとデータがマスターVMSに転送されます。

信頼性の高いIPストレージ

多種多様な高信頼ハードウェアを使用して設計されているため、高信頼性と週7日24時間体制の動作が保証されます。

完全冗長モジュール設計

防塵および硫化物警報設計

防振HDDモジュール

ANR

ネットワークが不通になると、UNVカメラは自動的にビデオ録画をカメラのSDカードに保存します。ネットワークが復旧すると、ビデオ録画はストレージサーバーに転送されます。したがって、ネットワークの障害が一時的に発生しても、録画は全て保存されます。

IPストレージN + 1

UNV IP SANはN + 1ホットバックアップをサポートします。作動中のIP SANに障害が発生した場合、スタンバイIP SANによってその動作が引き継がれます。

費用対効果の高いシステム

UNV IPストレージは、フロントパネルにホットスワップ機能が搭載され、4U高のケースに48個のベイが装着された独自の構造が採用されています。したがって、UNVソリューションは、同じ条件下でラックスペースが50％以上節約され、消費電力の大幅な削減を実現します（1000チャンネルの2MP IPカメラの画像を 90日間保存する）。

従来のシステム

UNVシステム

豊富なVMS機能

完全なCCTV機能

UNV VMSは、信頼性が高く、使いやすい管理プラットフォームです。ライブビュー/再生、テレビウォール管理、ユーザーロール管理はすべてVMSクライアントから行なえます。

ユーザロール管理

部署ごとに異なるアクセス要件に対応するために、UNV VMSは空港管理、公安、保安検査、入国管理、消防センターなど、部署ごとに認証システムを構築することが可能です。大幅な効率向上を実現します。

データの安全を図るウォーターマーク

カスタマイズされたコンテンツを有する録画にウォーターマークを入れると、録画の不正編集を防止できます。これにより、録画内容の信頼性が向上します。

迅速な緊急事態の特定

ユーザーフレンドリーなインターフェース

UNV VMSは、CCTVシステム用に設計された使いやすい管理プラットフォームです。柔軟性が高く機能が豊富なインターフェースにより、警備員は、従来よりも簡単にかつ効率的に警報内容を検証して対応することができます。

デジタルズーム

UNVカメラはデジタルズーム機能に対応しており、駐車場や飛行機の滑走路などの高精細度カメラを必要とする広範なエリアに最適です。カメラにはデジタルズーム機能が搭載され、細部まで確認することができます。

ビデオトラック

ビデオトラック機能を有効にしておくと、物体が複数のカメラで撮影されて1つの画面に複数のウィンドウが表示されます。Eマップで1台のカメラをクリックすると、そのカメラと近接のカメラの両方のライブビューが表示され、動体が発見しやすくなります。

ビデオフレームの抽出

同じ時間枠で撮影されたビデオを複数の部分に分割することができ、各部分の最初のフレームがスクリーン上に自動的に表示され、1枚の写真が形成されるのでこれにより警備員は対象物を素早く見つけることができます。

VCAおよびインテリジェント再生

VCAおよびインテリジェント再生は、動体検知、ビデオロス、アラーム入力などのイベントタイプに基づいてビデオ録画を再生できます。

Eマップ

VMSクライアントはEマップでアラームを点滅させ、ビデオウォールにライブビューを表示します。これによって警備員がアラーム発生区域を迅速に発見できるため、対応時間が著しく短縮されます。

VMSだけではない

Univiewは、アクセス制御システムや警報システムなど、他のセキュリティサブシステムと統合できる総合セキュリティプラットフォームを提供します。UNV管理プラットフォームは他システムへのインターフェースも提供し、SDKを通してライブビューや録画などの機能が利用できます。